リカバリーUSBメディアを使用したOSリカバリー手順

以前の記事(産業用PC OSリカバリーメディア作成)で、弊社産業用PC用のOSリカバリーメディアを作成しました。
本記事では、そのメディアを使用したOSリカバリーの手順を説明します。

必要なもの
OSリカバリーメディア(USBメモリ)
OSリカバリーを行う弊社産業用PC(IPC)
USBキーボード・マウス
モニタ(ボックス型IPCの場合)

準備

IPCに電源・USBキーボード・USBマウス・モニタ(ボックス型IPCの場合)を接続し、IPCを起動出来るようにします。

ブート

OSリカバリーメディア(USBメモリ)をUSBポートにセットした状態で、電源を投入します。

起動ロゴが表示されたら、「Boot Menu」(この機種の場合はF7)を選択します。

表示されるメニューからOSリカバリーメディアを指定してPCを起動します。

OSリカバリー

PCを起動すると、以下のようなダイアログが出現します。

今回の例では複数のストレージを搭載しているためこのようなダイアログが出現しますが、ここでは「No」を選択します。

もし今回のリカバリー処理に必要ないドライブが接続されている場合は「Yes」を選択し、不要なドライブを切り離し後に再度ブート処理を行って下さい。

OSリカバリー対象のドライブが表示されるので、「Yes」を選択します。

接続されているドライブの一覧はUEFI(BIOS)のセットアップメニューから確認可能です。

再度確認のダイアログが出現するので、ここでも「Yes」を選択します。

OSリカバリーが開始されます。

OSリカバリー処理が終了したら、「OK」を選択してPCをシャットダウンします。

ここまでの作業で、PCのストレージを出荷状態に戻す事が出来ました。
次回の起動時には初期セットアップが自動的に開始されます。

以上です。

  • URLをコピーしました!