非接触・イーサネット通信 給電 カプラ 「NEARFI」

今回は、非接触でイーサネット通信と50W給電を実現する新製品をご紹介いたします。

目次

近代的な工場ではコネクタ接続が邪魔になる?

自動化が進む工場で、多ピンのコネクタは扱いが難しいと聞きます。
ロボットのアーム、回転する生産設備、移動体など、で使用されています。
屈折による断線の問題もあります。

微小な位置ずれによりピン曲がり等のトラブルが発生する
ロボットハンドの取り替えで多目的にできる
  • 位置決め精度を確保しても、最大挿抜回数は限界がある
    • 一日に何十回と交換が発生するような装置では、定期的なメンテナンスが必要
  • コネクタから発生する摩耗粉などのパーティクル混入も、業種によっては問題となりうる

非接触電力給電の機器自体は、歴史があり目新しいものではありません。
高出力の給電が可能な製品や、アナログやデジタル信号・シリアル通信を給電と同時に実現している製品も市場に存在します。

ケーブル代替としての非接触カプラ

では、NEARFIのメリットは何になるのでしょうか。

リモートI/O(バスカプラ)を駆動可能な給電能力
データ・電力 両方を非接触伝送
  • リアルタイム・100Mbps全二重のデータ通信 = LANケーブル同等
  • I/O用のバスカプラを動作させるには十分な、2A@24VDCの給電
    • 50W給電とすることで、コンパクトなサイズを実現
  • 非接触方式で、2つの機能を「同時に」実現している

詳しくは、特設Webサイトにて

フエニックスコンタクトでは、NEARFI専用のWebサイトを開設しております。
本ページよりも細かい情報が掲載されておりますので、是非お立ち寄りください。

以上です。

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