ISO 14119とPSRswitch

ISO 14119は可動式ガードの開閉検知でシステムのインターロックをするための機器(ドアスイッチなど)の使用に関する規格です。
以下の記事は、ISO 14119とフエニックス・コンタクトの非接触型セーフティスイッチである『PSRswitch』の関係について説明します。

ISO 14119は2013年に改訂され、大きなポイントとして、以下の2点が挙げられます。
無効化防止』と『PL(パフォーマンスレベル)要求事項への合致

ISO 14119で定義されるインターロックのタイプには以下のものがあります。

『PSRswitch』は非接触、RFID、コード化、コード化RFIDタグ、Type 4となります。

また、ISO 14119で定義されるコード化のレベルは3つのレベルに分けられます。

※ コード化:スイッチとアクチュエータが、特定された組合せの場合でのみ動作可能なように設計されていること。(主に、無効化防止のため)

無効化にに対する追加の方策として、以下に沿って適用する必要があります。

X:少なくとも1つの措置を適用することが義務付けられている
M:強制措置
R:推奨措置(追加)

『PSRswitch』のFIXCODE、UNICODEはType 4のHighレベルコーディングの為、
アクチュエータの非脱着式固定のみの措置で良く、その他の措置が必要ありません。
また、本製品には、非脱着式固定用の取付けビスも付属しています。

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