IEC61850対応マネージドスイッチ FL SWITCH EPシリーズ

IEC61850に対応した、FL SWITCH EPシリーズ(通称:Raptor)を発売開始いたしました。

目次

IEC61850とは・・・

デジタル変電所・スマートグリッドなど、電力設備の自動化に必要な電力システムの国際規格となります。スイッチ製品としては、広温度範囲、IEEE 1588、HSR/PRP(High-availability Seamless Redundancy、Parallel Redundancy Protocols)をサポートしています。

具体例として、従来はVT(Voltage Transformer: 計器用変成器)・CT(Current Transfromer: 計器用変流器)などからの数値データは、分圧・分流された後にアナログ信号として処理され、測定箇所ごとにケーブルが必要でしたが、時代とともにIED(Intelligent Electronic Device)の高度化によりイーサネットに統一されていきます。

変電所における機器のデジタル化が可能となり自動化が進むなかで各社が独自システムを構築していった結果、相互運用ができない点が問題となっていきました。この背景より、SAS(Substation Automation System:変電所自動化システム)内にあるIED相互接続の国際規格として、IEC61850が策定されました。

MMS (Manufacturing Messaging Specification、IEC61850-8-1)、GOOSE(Generic Object Oriented Substation Events、IEC61850-8-1)、SV(Sampled Values、IEC61850-9)のような通信プロトコルの仕様がメインとなりますが、ネットワーク機器に関する要求内容もあります。

豊富なラインアップ

固定ポート構成の場合には、ポート構成に加えて電源種別(HV/MV/LV)の関係上、形式の数を少なくすることはできないために、たいへん多くの組み合わせがあります。2025年末に弊社の製品Webページを見ると、100種類以上(言語設定=Global-ENの場合)存在いたします。

100種類を超える品種!

おおよその分類としては下記となります。

  • 頭文字7と5: ラックマウント
  • 頭文字6と4: DINレールマウント
  • EP7500 / 6500: EP7400 / 6400に加えて、IPSEC VPN, Stateful firewall, NATをサポート。
  • EP7500 / 7400: ラックマウントのスイッチベースで、ラインモジュール(インターフェイスのカード)により拡張の自由度が高い。最大4スロットまで搭載可能。
  • EP6500 / 6400: EP 7500 / 7400をDINレールマウント用にしたもの。固定ポート構成によりコンパクト。
  • EP 7200: 固定ポート構成、ラックマウント、レイア3がエントリ数が減少した「Lite L3」。
  • EP 5200: 固定ポート構成、レイア2専用、ラックマウント、10Gbps対応。
  • EP 4200: 固定ポート構成、レイア2専用、DINレールマウント、TG形式で10Gbps対応。

電源(入力電圧範囲)

現場の電源状況により、LV / MV / HV を選択可能です。

  • LV形式: 24VDC (10~36V)、※EP5200/4200ではMVがないため両用となっており24/48VDC (24~48V)
  • MV形式: 48VDC (36~72V)
  • HV形式: 100-240VAC / 100-240VDC (85~264VAC・88~300VDC)

その他の機能

規格上の要求があり、またアプリケーションが明確なだけあって、必要な機能が定義されているのでマネージドスイッチとしては多機能になっております。

優先制御やACLが細かく設定でき、IEEE 1588をサポートしておりますので、電力関係以外の用途にも適応可能だと思います。幅広い用途でご検討いただけますと幸いです。

EP6000はカスタマイズ可能な製品となりました

EP6400・EP6500は固定構成のラインアップでしたが、基本モデルを1つとしてカスタマイズ変更なEP6000に変更となります。(弊社発行のCN4526)

製品情報

詳しくは、製品ホームページにてご確認ください。

弊社特約店・営業までお気軽にお問い合わせください。

以上です。

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