PLCnext Controllerを用いたCSVファイル出力

コントローラへ取り込んだ、機械、装置のデータをグラフで見える化したり、そのデータを機械学習で傾向やOK/NGの分類を行い、生産性の向上を図りたいケースがあるかと思います。
ここではPLCnext Controllerを用いてCSVファイルでデータ出力する方法について紹介していきます。

今回は下記の構成でPLCnext Controller内の変数データをCSVファイルへ出力する例として、
IEC61131-3言語のひとつファンクションブロック(FB)を用いた方法で紹介いたします。

CSVファイルのメリットは以下に挙げられます。

◆ 互換性- CSVファイルは多くのソフトウェアやプラットフォームでサポートされているため、データの   共有や移行が容易です。

◆ 軽量でシンプルなフォーマット – テキストベースのフォーマットなので、データの読み書きが簡単で、また余計なフォーマット情報を含まないため、ファイルサイズが小さく、ストレージや転送のコストが低減されます。

◆ 柔軟性 – データの追加や編集が簡単で、ExcelなどのスプレッドシートソフトウェアやPythonなどで直接操作できます。

本記事、本資料におけるアプリケーションはあくまで参考で、実際の仕様を保証するものではありません。また仕様や操作方法、手順などの記載内容は、予告なく変更することがございます。
あらかじめご了承ください。

使用する製品

動作確認はPLCnextEnginner Ver.2024.0.2, AXC F 2152 Ver.2024.0を使用しています。

作業手順

まとめ

PLCnext Controllerもファンクションブロックを用いて標準入出力操作が可能です。
時系列なデータをcsvファイルに出力し、それを解析することで生産ラインの予知予防保全にもつなげることが可能になります。
PLCnext Technologyは簡単に誰もがやりたいことを実現できるツールですので、ぜひご活用ください!

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