AXL F バスカプラ リセット方法

AXL F バスカプラの設定リセット方法(工場出荷時設定に戻す方法)3つがあります:

  • リセットボタン長押し方法
  • ロータリスイッチ操作方法
  • WEB管理画面方法

ご利用のバスカプラのデータシートに参照して下さい。この記事は AXL F BK EIP のデータシートを参照しています。

IPアドレスがわからない場合、リセットボタンやロータリースイッチ方法をお勧めします。

PROFINETバスカプラについて、ロータリースイッチがない為、ロータリースイッチ操作方法が不可能です。

PROFIBUSとEtherCATバスカプラについて、WEBサーバが搭載してない為、WEB管理画面方法が不可能です。ロータリースイッチはアドレス設定専用、ロータリースイッチリセット方法は不可能です。

リセットボタン長押し方法

参照: 11.2 Restoring the default settings

・ BK(バスカプラ)のロータリスイッチを「00」に設定します

・ 電源をOFFにします

・ 「2」のリセットボタンを押し続きながら電源をONにします

         RDYのLEDはOFF→Yellow → Greenになります

・ RDYがGreenになったらリセットボタンを離します

・ 完了

ボタンを操作する際に小さ目のドライバで操作可能です。0.4mm (SZS)や0.5mm (SZF 0)が適切です。
※ 注意 0.6mm (SZF 1)は少しい大き過ぎます。

ロータリスイッチ操作方法

参照: 8.7 Resetting to the default settings

・ BK(バスカプラ)のロータリスイッチを「12C」に設定します

・ 電源をOFF →ONにします

     RDYのLEDはOFF→Yellow → Greenになります

・ RDYがGreenになったらロータリスイッチを「00」にします

・ 電源をOFF →ONにします

・ 完了

※ 電源をOFF →ONの変わりにリセットボタンの短い(<0.1秒)押しは同じ結果になります。

ロータリースイッチを操作する際に小さ目のドライバで操作可能です。0.4mm (SZS)や0.5mm (SZF 0)が適切です。
※ 注意 0.6mm (SZF 1)は少しい大き過ぎます。

WEB管理画面方法

ブランデーでバスカプラのIPにアクセス、WEB管理画面から 「Administration」 → 「Factory Defaults」 を選択します。

① 「 Reset to factory defaults」 に ✔ を付けます

② リセットに許可するため、パスワードを入力してください

③「Apply and Restart」で決定&再起動を行います。

参照

関連記事:自由に組み合わせられる高密度I/O「Axioline Smart Elements」

バスカプラ製品ページ(仕様・データシートなど):

型式

AXL F BK EIP

AXL F BK EIP EF

AXL F BK ETH

AXL F BK EC

AXL F BK PN TPS

AXL F BK PN

AXL F BK PB

AXL F BK S3

AXL F BK SAS

種類

バスカプラ

バスカプラ

バスカプラ

バスカプラ

バスカプラ

バスカプラ

バスカプラ

バスカプラ

バスカプラ

詳細

EtherNet/IP

EtherNet/IP (DLR対応)

Modbus/TCP (UDP)

EtherCAT

PROFINET

PROFINET

PROFIBUS

Sercos III

IEC 61850、MMS、GOOSE

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