縦方向取り付けI/Oについて

よくある質問:
Axioline F (SmartElements含めて)は縦方向取り付け(縦DINレール)に設置可能ですか?

回答:
はい、できます。
適切なエンドブラケットを利用して下さい。
利用するモジュールのディレーティング条件を確認して下さい。(多くのモジュールはディレーティング条件がない)

詳細

「Axioline F: system and installation user manual」の「7.2 Basic information about mounting」に参照して下さい。

壁の水平 DIN レールへの取り付けが推奨される取り付け位置です (図 7-3、A)。この取り付け位置では、モジュールに最適な空気の流れが確保されます。他の取り付け位置も可能ですが、温度ディレーティングが必要になる場合があります。モジュール固有のデータシートに記載されている周囲温度を守ってください。

図 7-3 壁の水平と縦DIN レールへの壁取り付け例
表 7-1 推奨エンドブラケット

縦方向取り付けの場合、E/AL-NS 35 のエンドブラケットを利用して下さい。

対象製品:
製品番号 型式 詳細
1201662 E/AL-NS 35 エンドブラケット

モジュール固有のデータシートには、推奨取り付け位置以外の取り付け位置が許可されていないかどうかが指定されています。
SmartElements用 Axioline F バックプレーンの場合、水平または垂直の DIN レールへの壁取り付けのみが許可されます (図 7-3 を参照)。 ※ 下記の例④を参照

モジュールのデータシート確認例

① AXL F DO64/1 2F (64点 デジタル出):
設置方向条件なし

② AXL F AI8 1F(8チャネルアナログ入力)
設置方向条件なし

③ AXL F IF CAN 1H(CAN通信モジュール)
設置方向条件なし

④ AXL F BP SE4 / AXL F BP SE6(SmartElements用バックプレーンモジュール):
壁の水平や縦DIN レールの取り付けのみの条件

参照

関連リンク

パンフレット:オートメーション・イノベーション (PDF)

E/AL-NS 35 (1201662) – エンドブラケット
製品ページ:https://www.phoenixcontact.com/ja-jp/products/end-bracket-e-al-ns-35-1201662

リモートI/O機器
製品ページ:https://www.phoenixcontact.com/ja-jp/products/plcs-controllers-and-i-os/remote-i-o-s

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