NEARFI: 再接続 復帰の高速化

NEARFIを使用する際に、少しでもネットワーク接続の復帰を早くする方法を紹介させていただきます。

特にPDの場合は、電源接続が切れると0.5秒ほど時間が必要になります。また、オートネゴシエーションの時間も消費いたします。

Dの場合で常時電源が接続されている場合、無線部の再接続時間のみが問題になります。こちらは短縮できません。

目次

LAN側リンクアップの高速化

NEARFIの特徴として、電源供給開始からデータ疎通が開始するまでの、無線再接続までの時間が高速というメリットがあります。

しかし、上記に加えて、通常オートネゴシエーションのプロセスは1秒以上の時間が必要です。

NEARFIの背面DIPスイッチ(データ通信モデルのみ)

デフォルトでは、DIP2がOFFでオートネゴ有効となっています。

これをONに変更すると、100Mbps・全二重固定にすることができます。

給電の断により電源が落ちてしまうリモート側で対応が必要となります。

オートネゴ処理をバイパス

NEARFIカプラ設定、接続機器ともに100Mbps・全二重固定にする必要がありますが、LANポートがリンクするまでの速度を早くすることができます。

頻繁に再接続される側の機器で、オートネゴシエーション処理をバイパスできます

お客様のアプリケーションへヒントになればと思い、紹介させていただきました。

以上です。

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