NEARFI：　プロトコル非依存のリアルタイム イーサネット通信

NEARFIがリアルタイム通信、かつプロトコルに依存しない点について補足させていただきます。

パケット単位の伝送・・・WIFI・WLANなどが該当

• 無線機器がフレーム全体を取り込み
• フレームがIEEE 802.3方式に合致しているか確認　（異なっていれば壊れたフレームとして破棄）
• だれも送信していないタイミングで転送
• 転送レートは電波状況により左右される
• 失敗したら再送する

例えばWIFIの場合、バッファリングと転送待ち・半二重における送受信待ち時間が遅延の増加を引き起こします

ビット単位の転送・・・NEARFI

• ビット単位で転送　（チェックは行わないのでプロトコルに非依存）
• 双方向で独立した無線部をもち、データ受信直後・直ちに送信
• 再送制御は無い

ビット単位ですぐに無線へ送信します。近距離通信のため、エラーチェックなしでも十分低いエラーレートと考えられます。

リアルタイム系の産業用プロトコル（EtherCATやPROFINET IRT）向けに検討しているお客様もいるのでは無いかと思い、補足させていただきました。

以上です。