ファームウェアの更新：　FL SWITCH 3000/4000シリーズ

• FL SWITCH 3000・4000において、ファームウェア更新を行うにはTFTPサーバ環境が必要となります。
• PC等にファームウェアのファイルを置き、スイッチよりIPアドレスを指定後、ファイル転送されて更新が行われます。
• 本資料では、tftpd64を使用しております。接続されない場合は、PCの設定により“TFTP”が通過する設定となっているか確認をお願いします。

TFTPを使用せずに、HTTP型式でダウンロード等には対応しておりません。

ファームウエアの取得、コピー

• 製品ページより、ファームウェアをダウンロードします。フエニックス・コンタクト株式会社 (phoenixcontact.com)
• tftpd64で指定したフォルダに、アップデート対象のファームウェアファイル（.bin)をコピーします
• 例）C:\tftproot

tftp用のフォルダは、tftpd（ソフトウェア）の設定と合致している必要があります

tftpd64の設定

PCにtftpdをダウンロードし、実行すると下のような画面となります。

環境に合わせて、Current、Server interfaceを設定してください。

現在のバージョンを確認

• 現在のファームウェアバージョンを確認します

ファームウェア更新

• Adminでログイン
• General Configuration > Software Update
• PCのIPアドレス、ファームウェアのファイル名を指定し、Applyを押すと更新開始します

更新中に本製品の電源を切断しないでください。
更新には数分かかります。

• ダウンロード進捗のみですが、PCのtftpd64の画面で転送の確認することができます。
• 本機内でのファームウェア更新自体、再起動には別途時間が必要です。

FL SWITCH 3008Tを使用して、1.34＞1.35更新時で実測8分程度かかります（転送2分、再起動まで4分、その後Ping疎通まで2分程度）

正常性の確認

再起動完了後に、Device information > General　にて更新後のバージョンを確認

以上です。