TRIO3 IO-Linkを使ったスイッチング電源の稼働状態の見える化 – その2(プログラム、動作確認編)
制御盤内の機器を過電流から守り、安定した電源供給を可能にする電子式サーキットブレーカは、機器の稼働状態を把握するために工場のIoTでも活用されています。フエニックス・コンタクトの電子式サーキットブレーカ一体型スイッチング電源であるTRIO3シリーズは、幅広いラインナップと、直感的に設定、操作できるのが特徴で、日本でも注目を集めています。ここでは、TRIO3 IO-LinkとPLCnextコントローラを接続し、PLCnextのWEBサーバーを介してTRIO3の監視・操作を行う場合の設定例をご紹介します。
なお、PLCnext Engineerの基本操作については、こちらを参照してください。
本記事、本資料におけるアプリケーションはあくまで参考で、実際の仕様を保証するものではありません。また仕様や操作方法、手順などの記載内容は、予告なく変更することがございます。
あらかじめご了承ください。
使用する製品
- コントローラ – AXC F 2152 – 2404267
- TRIO3-PS/1AC/24DC/10/4C/IOL – 電源 – 1252696 | Phoenix Contact
- AXL SE IOL4 – 通信モジュール – 1088132 | Phoenix Contact
- AXL F BP SE4 – モジュールキャリア – 1088135 | Phoenix Contact
動作確認はPLCnextEnginner Ver.2024.0.4, AXC F 2152 Ver.2024.0を使用しています。
構成

作業手順
まとめ
これでスイッチング電源の見える化ができるようになりました。
フエニックス・コンタクト製品は特に高度な、専門的な知識も必要なく、簡単に画面作成まで対応することができます。
昨今の電力モニタリングや負荷、電源の予知予防保全に是非ご活用ください!